<読書記録>デンマークってどんな国?を知る7冊。
夏のデンマーク行きにあたって、予習開始。
そもそもデンマークってどんな国なのか?を知りたくて、7冊の本を読んでみた。
ひと通り読み、デンマークは福祉が行き届いていることで知られているが、実際にはどのような制度で支えられているか、デンマークに住んでいる人が、どんな教育を受け、どんな環境で仕事をし、年をとったらどんな生活になるのか、そのための税負担を国民はどう感じているのか、といった内容を知ることができた。
「デンマークって教育のあり方が素晴らしいらしいよ」という聞きかじりの知識だけでデンマーク行きを決めたのだけど、実際には、その教育を受けた子ども達がスムーズに仕事に就ける労働環境があり、その労働環境を支える政治システムがあり、その政治を決めるための民主主義が徹底していて、その民主主義の根幹を教育できちんと教えている、という循環がある、ということがわかってきた。
7冊の本の内容が頭の中でごっちゃになっているので、1冊づごとのレビューは書けないのだけど、どんなことを扱っているかだけ記録しておきます。
◆デンマークの今、が全般的に書かれているのがこの3冊。
・世界一幸福な国デンマークの暮らし方 (PHP新書) 新書 – 2009/8/18
千葉 忠夫 (著)
・消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし 角川SSC新書 (角川SSC新書) 新書 – 2010/11/10
ケンジ・ステファン・スズキ (著)
・デンマーク流「幸せの国」のつくりかた 単行本 – 2012/9/26
銭本 隆行 (著)
◆全般的な内容を、もうちょっと詳しく書かれているのがこちら。
・デンマークが超福祉大国になったこれだけの理由―どこが違うのか!?安心して暮らせる希望社会と無縁死3万人の国 単行本 – 2010/4/1
ケンジ・ステファン スズキ (著)
◆日本の制度との比較の視点、デンマークの歴史
・なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか 単行本 – 2008/2/1
ケンジステファンスズキ (著)
◆エネルギー政策を中心に読むならこちら。
・デンマークという国 自然エネルギー先進国―「風のがっこう」からのレポート 単行本 – 2006/2/1
ケンジステファンスズキ (著)
◆こちらは、教育のトピックがメイン。
・格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書) 単行本 – 2011/2/1
千葉 忠夫 (著)
出発まであと1か月。
現地に入って知りたいことを、もう少しまとめてみます。
予習はつづく。