eriie's room

読んだり、観たり、行ったり、参加したり、会をひらいたり、いろいろの記録。

読書記録 2018年9月後半

9月後半は、社会システム理論、マネー、についての本を読み、社会の大枠について考えていた。

記録には加えなかったけど、資本主義に偏り過ぎてる著者の考え方に読んでいて気持ち悪くなる本があった。普段、好きな作家さんの本しか読まないのでこういうことに免疫がなく、気持ち悪くなるほど嫌いってあるんだ・・・と、びっくりした。

 

1.マネーと国家と僕らの未来

 単行本 – 2014/12/1
 ハッカーズ (著), 茂木 健一郎 (著), 堀江 貴文 (著), 金杉 肇 (著)

 

 

今までにも何度か社会が変わるテクノロジーが発明されてきたけれど、仮想通貨の登場って大きな転換点みたいです。これから国家はどうなるのか、通貨はどうなるのか、人はどんな風に暮らしていくのか、そんなことを考えながら読みました。ビットコインの登場は流行りものではなくて、時代の流れの必然だったんだなあとも。

 

 

2.世界宗教の発明――ヨーロッパ普遍主義と多元主義の言説

 単行本 – 2015/3/19
 増澤 知子 (著), 秋山 淑子 (翻訳), 中村 圭志 (翻訳)

 

 

 

これがちゃんと読めるようになるくらい、基礎知識をつけたいな、と思いました。
自分にすごく必要な気がするーと思って借りたけど、難しくて歯が立たず。

 

 

3.社会システム理論: 不透明な社会を捉える知の技法 (リアリティ・プラス)

 単行本 – 2011/11/23
 井庭崇 (著), 宮台真司 (著), 熊坂賢次 (著), 公文俊平 (著), 井庭 崇 (編集)

 

 

宮台真司さんの本を読み進める中で、ルーマンの「社会システム理論」を知りたくなり、まずはこれを読んでみました。ルーマンの理論では、宗教もシステムの一部として語られているところが興味深かったです。

 

 

 

4.「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))

ムック – 2000/8
村上 春樹 (著)

  

 

難しい本とセットで持ち歩いて、ちょこちょこ読みました。一気には読みづらかったので、ちょうどよかった。ひとつひとつの質問と回答がおもしろくて、ちょっとづつ読み進めてたら返却期限がきてしまいました。こういう、ちょっとひと息つける本っていいね。

 

4.北欧 ナチュラルライフに出会う旅

 単行本 – 1999/4
 植月 縁 (著), 鈴木 緑

 

 

北欧についての情報だけはなくて、出会った人達の考えていること、日々感じていることが書かれているところがとてもよかった。20年前の本だけど、環境問題に関しては今取り組んでいるのか?というぐらいの内容だったような。また、自分が旅行に出る際も、人と会える旅にしたいな、とも思いました。

 

 

 

9月後半はこんな感じでした。
読書の旅はつづく。