<読書記録&映画鑑賞記録>蜜蜂と遠雷
1週間かけて、小説を読み、
その週末に映画をみてきました。
小説は視覚に、
映画は聴覚に、影響大。
小説の「蜜蜂と遠雷」は、
新しい音楽の世界を、読んでる間、味わう体験。
その描写力にひっぱられ、絵がたくさん頭の中に浮かんでくる。この本を読んでる間だけは、妄想のなかで画家になる。
映画の「蜜蜂と遠雷」は、
登場人物の実際の視点から物語をみて、聞こえてくる音の幅が広がる体験。
さっきみたばかりの今は、耳が日常の音をたくさん拾ってしまっている。キーンという電子的な音の奥に、皿を片付ける音、誰かの足音、遠くの車の音。
きっと徐々にまた聞こえなくなるだろう。無意識にシャットアウトするから。
読書にせよ映画鑑賞にせよ、どちらも他の作品では得られない新しい体験でした。