eriie's room

読んだり、観たり、行ったり、参加したり、会をひらいたり、いろいろの記録。

読書記録 2018年9月前半

写真を撮る前に本を返してしまった。。。

記憶に残ってる限りで、記録。


1. 私たちはどこから来て、どこへ行くのか 宮台 真司

 

 

日本の難点 の続編として書かれた本。
全部を理解するには難しく、基礎知識の勉強が必須。わからないながらも最後まで読んで、この社会に何が不足していて何をしていったらいいかという著者の結論はつかめた。

 

2. 弱いつながり-検索ワードを探す旅- 東 浩紀

 

キーワードは、検索ワード、旅、観光。これから、旅先で検索するのが楽しみになった。著者の東さんの印象が、とても柔らかくなった一冊。

 

3. ゼロ -なにもない自分に小さなイチを足していく- 堀江 貴文 

 

 

この本を読む前と後では、他の堀江さんの本に対する感想が変わる。こういう背景があるから、ああいう思考回路になるのか、と、理解が深まった。私はやっぱり、嫌いになれないなあ、ホリエモン

 

 

4. もう国家はいらない 田原 総一朗/堀江 貴文 

 

 

「ゼロ」を読んでなかったら、堀江さんの発言に理解に苦しむ部分もあっただろう内容。特に原発のあたり。テクノロジーが社会を変える、と私も思う。技術の明るい側面に期待したい。

 

 

 

5. 14歳からの哲学 -考えるための教科書- 池田 晶子

 

根源的な問いを久しぶりに立てた。そして、子の寝顔を見る。存在が奇跡だな、と思う。じーんとする。出産直後に不思議に思ったことは、やっぱり正しかったんだ。「あなたはどこからきたのかな?」って、本当に本当に不思議だった。物理的に自分のお腹から出てきたのは知ってるけど、いきなりひょいっとやってきた感じがして仕方なかった。それは、存在そのものの根源に関わる問いだったからなんだ、と腑に落ちた。

そして、自分と世界のこと。言葉が世界をつくる、というのはこういう意味だったんだ。最後に自由と正義のこと。誰にとっての正義か、ではなくて、絶対的な「正しさ」について。正しいことをしているとき、人は自由だということが、とてもわかりやすく書いてある。もちろん、ちゃんと考えないと理解はできないけれど。