先週、久々に美術館へ。
アートが間にあると、壁はすぐに超えられるから、ほんとアートはありがたい。
こう見えて意外に(と言われる)人見知りなのです。
最初からコアな話に突入できるのは快感です。
私にとってのアート、私は誰か?にも繋がる問い。
先週、久々に美術館へ。
読書会をひらこう!と決めてから、3週間が過ぎようとしています。
課題本の選定に頭を悩ませていたのですが、今回はこれにしました!
前回の記事に共感してくださる方、ぜひいらしてくださいね。
**第1回読書会@eriie’sroom のお知らせ**
課題本:「異邦人」カミュ作
*事前読書要
日時:7月6日(水)10:00~12:00
場所:都内カフェ(ご参加の方にお知らせします)
参加費:1,500円(飲食代別)
定員:4名(残3名)
お申込はこちらから → 読書会@eriie’sroom
はじめまして。大山江利子です。
このブログは、これから開催する読書会の記録を綴るために開設しました。
準備しながら、すでにとってもわくわくしています。
まずは、なぜ読書会を開こうと思ったのか、その理由をお話します。
私の趣味は、本を読むこと、映画をみること、ドラマをみること、美術館で絵をみること・・・と、とっても受け身です。
もっと主体的な趣味じゃないといけないんじゃないか?と思うこともたまにあります。
でもね、受け身だけど、観たあと、読んだ後に、ものすごーーく考えます。
それが唯一、趣味に関連して主体的にやっていること。
たとえば読書の場合、
この主人公のこういうところが好き。なんでだろう?
こう感じたけど、これって言葉にすると〇〇かな?
なんでこんなにざわつくんだろう?
あのシーンのあの紅茶の香りはこんな感じかな?
こんなことを思いつくままにあれやこれやと考えます。
電車のなか、お風呂に入っているとき、ご飯をつくっているとき、、などなど、いつでもどこでも。趣味というよりはもはや習慣。
そうすると、ふっとみえてくるものがあるんです。
それは、今自分が何を大切にしているか、今自分が何に関心があるか、今自分が何が好きで何が嫌いか、今の自分に何が必要で何が必要じゃないのか、今自分は何をしたいのか、今の自分はどんな風なのか・・・。
そんな風に、一冊の本から今の自分へのメッセージがもらえることがあります。
(もらえないこともあります、もちろん)
同じ本を読んでも、そのときの自分によってメッセージが全く違うのが醍醐味。
そして、このメッセージは、他者と感覚や感想を分かち合うことによって、深めることができる、ということを、あるとき知りました。
ひとりで考えてるだけではぼんやりしていたことが、くっきりと鮮明になり、さらにそれを一緒に分かち合うことのできる人がいることは、大きな喜びでした。
だって、普段の生活で出会うひとに、いきなり心の奥の深い深い話、できないから。
(そういう話をするには、いろんな前置きや説明が必要です。)
私も、感じたことを感じたままに話し合い、心の奥から湧き出でる繊細な感覚をわかちあえる、そんな場をつくりたいな、と思いました。
これが、わたしが読書会をひらこうと思った理由です。