eriie's room

読んだり、観たり、行ったり、参加したり、会をひらいたり、いろいろの記録。

アートとわたし~六本木クロッシング2016展

先週、久々に美術館へ。

友人と、友人の友人と5人で各々見て、終わってから感想を言い合う。
 
 
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初対面の人がほとんどだったけど、
アートが間にあると、壁はすぐに超えられるから、ほんとアートはありがたい。
こう見えて意外に(と言われる)人見知りなのです。
 
語られるべきテーマと共に相手を知ることのできる幸せ。
最初からコアな話に突入できるのは快感です。
 
これを見て感じたことをもとに、アートってなに?を考える日々。
私にとってのアート、私は誰か?にも繋がる問い。
 
表現の手段が増えて
あれもこれもアート、な時代に
自分にとってのアートを考えてます。
 

開催のお知らせ~第1回読書会

読書会をひらこう!と決めてから、3週間が過ぎようとしています。
課題本の選定に頭を悩ませていたのですが、今回はこれにしました!
前回の記事に共感してくださる方、ぜひいらしてくださいね。

 

eriie.hatenablog.com


**第1回読書会@eriie’sroom のお知らせ**


課題本:「異邦人」カミュ
*事前読書要

日時:7月6日(水)10:00~12:00

場所:都内カフェ(ご参加の方にお知らせします)

参加費:1,500円(飲食代別)

定員:4名(残3名)

お申込はこちらから → 読書会@eriie’sroom

 

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読書会をひらく理由をお話しします

はじめまして。大山江利子です。

このブログは、これから開催する読書会の記録を綴るために開設しました。
準備しながら、すでにとってもわくわくしています。
まずは、なぜ読書会を開こうと思ったのか、その理由をお話します。

 

私の趣味は、本を読むこと、映画をみること、ドラマをみること、美術館で絵をみること・・・と、とっても受け身です。


もっと主体的な趣味じゃないといけないんじゃないか?と思うこともたまにあります。
でもね、受け身だけど、観たあと、読んだ後に、ものすごーーく考えます。
それが唯一、趣味に関連して主体的にやっていること。


たとえば読書の場合、


この主人公のこういうところが好き。なんでだろう?
こう感じたけど、これって言葉にすると〇〇かな?
なんでこんなにざわつくんだろう?
あのシーンのあの紅茶の香りはこんな感じかな?

こんなことを思いつくままにあれやこれやと考えます。
電車のなか、お風呂に入っているとき、ご飯をつくっているとき、、などなど、いつでもどこでも。趣味というよりはもはや習慣。


そうすると、ふっとみえてくるものがあるんです。

それは、今自分が何を大切にしているか、今自分が何に関心があるか、今自分が何が好きで何が嫌いか、今の自分に何が必要で何が必要じゃないのか、今自分は何をしたいのか、今の自分はどんな風なのか・・・。

そんな風に、一冊の本から今の自分へのメッセージがもらえることがあります。
(もらえないこともあります、もちろん)
同じ本を読んでも、そのときの自分によってメッセージが全く違うのが醍醐味。


そして、このメッセージは、他者と感覚や感想を分かち合うことによって、深めることができる、ということを、あるとき知りました。
ひとりで考えてるだけではぼんやりしていたことが、くっきりと鮮明になり、さらにそれを一緒に分かち合うことのできる人がいることは、大きな喜びでした。

だって、普段の生活で出会うひとに、いきなり心の奥の深い深い話、できないから。
(そういう話をするには、いろんな前置きや説明が必要です。)

私も、感じたことを感じたままに話し合い、心の奥から湧き出でる繊細な感覚をわかちあえる、そんな場をつくりたいな、と思いました。

これが、わたしが読書会をひらこうと思った理由です。