<ライブ記録>フィロソフィーのダンス
フィロソフィーのダンス、というアイドルグループのライブにいってきました。
2015年、コンテンポラリーなファンク、R&B、哲学的な背景を持つ歌詞をアイドルに歌わせるというコンセプトの元、氣志團、ナンバーガール、ベースボールベアー、相対性理論などを手がけた加茂啓太郎がオーディションとスカウトでメンバーを集め結成。
youtubeで「ダンスファウンダー」を聞いたのがきっかけ。
音楽にそれほど詳しくないのですが、ファンク、R&Bは私の好きなジャンル。それに歌いやすい歌詞と真似しやすいダンスが加わっていて、すぐに好きになりました。どれぐらい好きかというと、youtubeを流しっぱなしにして、ひとり真夜中踊り続ける、、、ということができちゃうぐらい好きな感じです。あんまり伝わらないかもしれないのですが。
これはライブにいくべし!とチケットをとろうとしたのですが、東京はSOLDOUT。大阪ならまだとれる!と、勢いで行くことに。(おかげで2年振りの友達に会えたり、鳥取にも足をのばして行きたいところに行けたりと、他の楽しいことが芋づる式についてきたのでした。)
さてさて、ライブ当日。
ふと「あ、そういえばこのグループってアイドルだったんだ」と思い出し、「お客さんは男の人ばっかりで、アイドルオタクのなかに混じることになったりして?大丈夫かしら?」と今さらそんな心配してどーする、っていう心配を胸に会場へ。
案の定、8割男性でしたが、女性専用ブースがあって一安心でした。でも、実際はその熱狂的なファンの人達のなかでみたかった!と思うぐらい、私のアイドルオタクへの偏見がぽろぽろとなくなったライブでもありました。
ライブは場なんだ、ってわかった。そのときそのときで違う。人が違うから。女性専用席で安心してみれてよかったけど、アイドルオタク的な盛り上がり方も楽しそうだなあ。#フィロのス
— eriie (@eriielog) July 1, 2018
アイドルへの掛け声、生ではじめて聞いたんだけど、愛で満ちてた!波動?バイブス?っていうのかな?なんかさ、ライブいってよかったことは、本人たちの生の声を聞けたことももちろんなんだけど、ファンの人たちがこのグループを育ててるんだなってことがわかったこと!#フィロソフィーのダンス 大阪
— eriie (@eriielog) July 1, 2018
ライブ終盤、4人のメンバーをそれぞれに推してる掛け声がヒートアップするにつれて、私の身体がぐおんぐおんしはじめました。とっても心地いい感じで。あれ?なんだこれ?なんか知ってる感じだけど?と踊りながらたどってみると、あーこれは愛だ!と、わかったのでした。うん、素敵でした。メンバーたちへの愛にあふれていた。
私にとって、愛とは「ただただそこにあるもの」なのですが、こうやって場を設定すれば、はい、とすくって差し出せるようになるもの、ってことも再確認。
個人的には、後半の「アイドル・フィロソフィー」という曲でハルちゃんの声が身体全部に響いてきて泣けてきて、あーこれが聞けて大阪まで来た甲斐があった!と思ったのでした。
さて、これを機に、アイドルが好きな人達のことをアイドルオタク、って呼ぶのをやめます。そういうつもりはなかったけど、やっぱり揶揄してる感ある言葉だし、そういう意味も込めて使ってたな、ってこれを書きながら反省しました。
最後に、ワンマンライブが終わった後のインタビューのリンクを貼って終わりにします。これを読むと、”楽曲派アイドル”と呼ばれていて、楽曲の側面からひかれる人、アイドルの側面からひかれる人、やっぱり両方いるみたいです。