第3回読書会を開催しました 「2016年の私を表す3冊」
久々に降る雨。
冬の雨降りは寒かったです。
そんななか「2016年の私を表す3冊」の持ち寄り読書会を開催しました。
定員は私含め4名。
一冊づつ、順番に紹介する形式。
ひとりひとり自分の好きなように選んできたはずなのに、話題にあがる内容に共通点がたくさんありました。私はひそかに『これがシンクロニシティとか潜在意識というものなのかしら・・』と興味深かったです。
そんなわけで、自分の手持ちの3冊の中から「前の人の紹介した本と共通点があるなあと感じた一冊を選んで紹介する」という流れが自然にできました。
これもアートだね、とは参加者さんの後日談。
自分達がアートになってるとは…!
でもそれはたしかに美しい流れだったのでした。
<共通点としてでてきたこと>
・型の中での自由。型がある安心感。
・具体的なものを積み上げてみえてくるもののおもしろさ
・「不快」を言語化すること、知っておくことの必要性
<その他>
・人も大きなシステム(環境)の一部としてケアする
・安全な場で話すことについて
・自分の感じてることをなかったことにしない
・主体者にならない国民性
・戦時下の日常
・よいものにはどこか一つ不穏さがある
・江戸時代で変わった日本人の人生観
・無力さを前提とすること
Twitterで参加者さんが書いてくださったものもシェア。
きょう出た言葉の一部① 定型の力、枠があるから自由になれる、わたしが介在することで生まれるもの、地に足のついた質問・即物的な質問のほうが広がる、内面まで踏み込まなくてもシステムの変更で動くことがある、具体・具象を積み重ねる研究から問う人の尊さ、小さな声を奏でる場があるといい
— せいこ (@Uyography) 2016年12月14日
きょう出た言葉の一部② 自分が大事に思えることをどこまで大事にできるか、既に編まれているものを再構成するおもしろさ、自分がその状況に関われない・自分には決定権がない無力感を美徳とする危うさ(無力なりにがんばった)、自分の中の被害者意識、私の事だから逃げずにリングに上がって勝負せよ
— せいこ (@Uyography) 2016年12月14日