eriie's room

読んだり、観たり、行ったり、参加したり、会をひらいたり、いろいろの記録。

<読書記録>デンマークってどんな国?を知る7冊。

夏のデンマーク行きにあたって、予習開始。

そもそもデンマークってどんな国なのか?を知りたくて、7冊の本を読んでみた。

ひと通り読み、デンマークは福祉が行き届いていることで知られているが、実際にはどのような制度で支えられているか、デンマークに住んでいる人が、どんな教育を受け、どんな環境で仕事をし、年をとったらどんな生活になるのか、そのための税負担を国民はどう感じているのか、といった内容を知ることができた。

 

デンマークって教育のあり方が素晴らしいらしいよ」という聞きかじりの知識だけでデンマーク行きを決めたのだけど、実際には、その教育を受けた子ども達がスムーズに仕事に就ける労働環境があり、その労働環境を支える政治システムがあり、その政治を決めるための民主主義が徹底していて、その民主主義の根幹を教育できちんと教えている、という循環がある、ということがわかってきた。

 

 

ちょっと前にデンマークでも選挙があり、その投票率の高さに驚いていたところ。先日の参議院選挙の投票率をみて、こういうところから取り組まないといけないんだなあ、とも思ったばかり。
 

7冊の本の内容が頭の中でごっちゃになっているので、1冊づごとのレビューは書けないのだけど、どんなことを扱っているかだけ記録しておきます。

 

 

デンマークの今、が全般的に書かれているのがこの3冊。

 

・世界一幸福な国デンマークの暮らし方 (PHP新書) 新書 – 2009/8/18
千葉 忠夫 (著)

f:id:eriko_oym:20190724155115j:image

 

・消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし 角川SSC新書 (角川SSC新書) 新書 – 2010/11/10
ケンジ・ステファン・スズキ (著)

f:id:eriko_oym:20190724155044j:image

 

 ・デンマーク流「幸せの国」のつくりかた 単行本 – 2012/9/26
銭本 隆行 (著)

 

f:id:eriko_oym:20190724155039j:image

 

 

◆全般的な内容を、もうちょっと詳しく書かれているのがこちら。

 

デンマークが超福祉大国になったこれだけの理由―どこが違うのか!?安心して暮らせる希望社会と無縁死3万人の国 単行本 – 2010/4/1
ケンジ・ステファン スズキ (著)

 

f:id:eriko_oym:20190724155029j:image

 

 

 

◆日本の制度との比較の視点、デンマークの歴史

 

・なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか 単行本 – 2008/2/1
ケンジステファンスズキ (著)

f:id:eriko_oym:20190724155034j:image

 

 

◆エネルギー政策を中心に読むならこちら。

 

デンマークという国 自然エネルギー先進国―「風のがっこう」からのレポート 単行本 – 2006/2/1

ケンジステファンスズキ (著)

f:id:eriko_oym:20190724155037j:image

 

 

 ◆こちらは、教育のトピックがメイン。

 

・格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書) 単行本 – 2011/2/1
千葉 忠夫 (著)

f:id:eriko_oym:20190724155048j:image

 

 

出発まであと1か月。

現地に入って知りたいことを、もう少しまとめてみます。

 

予習はつづく。